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実習教育/実習施設

解剖学 II

東西医学の両面から学ぶための基礎的な科目。

解剖学 講義の様子解剖学は、生理学とともに専門基礎分野の両輪と言える科目です。疾患は臓器や組織などが異常な状態になり、発症する場合がほとんどなので、正常な人体の形態である「正常解剖」を学ぶことは、施術を行う上で欠かすことができません。解剖学は、これから学ぶすべての科目に通じます。

教員からの一言 優れた鍼灸師になるためにも、自分で考え、自分で理解することが大切です。そのために、理解しやすいノートづくりを指導しています。国家試験対策にもなりますし、卒業後の「宝」にもなります。

はり・きゅう実技 III

実践的な授業で、はり・きゅうの技術を高めます。

東洋療法各論 講義の様子1年次に学んだはり・きゅうの治効理論や基本的な技術をもとに、より実践的な授業を行います。はりを刺したり、きゅうを行う経穴(ツボ)は、疾患ごとに位置はもちろん、深さ、角度なども異なり、ツボにも個性があると言えます。授業ではクラスメートを相手に施術を行い、実践を通してさまざまなツボについて学びます。

教員からの一言 私たち鍼灸師は鍼とお灸だけで治療を行います。そこで大切なことはきちんと経穴を探し当てて、そこに気持ちの良い鍼やお灸をすることです。技術は簡単に見えますが、なかなか身につきません。練習あるのみです。

東洋医学臨床論

正しい治療を行うために、幅広い知識を修得します。

あん摩マッサージ指圧実技の様子3年間の総仕上げで、臨床実習につながる授業です。東洋医学と西洋医学の双方を取り入れ、日々の診断の中で重い症状の病気を判別できる判断力を養います。卒業後、患者様と接するときには、あらゆる疾患を見逃さないことが大事です。そのための観察眼を養うとともに、幅広い知識を修得し、あらゆる患者様に対応できる力を身に付けます。

教員からの一言 「触診」という診断法があります。手足や皮膚に軽く触れ、体温の違いを感じ取ったり、汗のかき具合などを診ながら、疾患を見抜く力を鍛えることが大切です。

臨床実習

鍼灸臨床室で一般患者様への施術を実習

「臨床実習」は、鍼灸臨床室で受付から問診、施術までのすべての流れを学ぶ実践的な授業です。3年次には週に1回必ず「臨床実習」が行われ、一般の患者様への施術を教員の指示・指導のもと実習することができます。講義やクラスメート同士での施術では決して得ることができない、経験を積むことができる貴重な機会です。また、技術面はもちろんのこと、患者様への接し方、気配り、いたわり方などを学び、医療人としての姿勢を身に付けます。

臨床実習

「臨床実習」では、一般の患者様が対象です。
施術を行うには、細心の注意を払う必要があります。

鍼灸臨床室

本館1階南側に設置されている
鍼灸臨床室。12の治療台が
あり、広く明るい施設です。

実習後の様子

実習後は反省や症例検討を
行います。疑問点は速やかに
解消することが大切です。

臨床実習の流れ

受付は明るく、元気よく

応対は、第一印象がポイントです。笑顔を絶やさず、不安や痛みを抱えて訪れる患者様の気持ちを
落ち着かせるよう心がけます。

ベッドへ優しく誘導

痛みの箇所や体調面などに気を配りながら、優しくベッドへと誘導します。自己紹介の仕方、
コミュニケーション能力などを身に付けます。

ベッドサイドでの問診

痛みや症状、体調や体質、その日の食事など、患部の状態以外にも、
身体や生活にかかわるさまざまなことを問診でチェックします。

教員の指導のもとで施術

助手として教員の傍らでさまざまな施術を学んだ後、教員の指導のもと、
実際に患者様への施術を行います。

  • Before

    実際の患者様に対して、教科書通りに施術をできるかどうか不安でした。でも、1・2年次でしっかり技術を磨いてきた自分を信じ、臨床実習で全力を尽くそうと決心しました。

  • After

    患者様の立場に立って不安や痛みを共有し、一人ひとりの患者様に適した治療を行いたいという思いが強まりました。臨床実習が終われば、すぐにでも治療院で働ける準備ができると思います。

TOPICS

本校の臨床実習は、見学ではありません。

鍼灸の養成学校は全国で約100校(視覚支援学校除く)ありますが、「体験型臨床実習(見学)」ではなく、本校のように学生が教員指導のもとに、直接患者様に接することができる「診療参加型臨床実習」を行っている学校は数校程度しかありません。また来院患者数も1日平均18人(開室日・年間3229名)と臨床経験を積むための充実した環境が整っています。

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